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広報戸田市 2018年3月1日号

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「地域社会の手助けができたら」 坂次 俊さん 83歳 喜沢南

 「転勤族で全国を転々としたけれど、仕事の転属とマンション入居のタイミングで戸田に落ち着きました」と話すのは坂次俊さん。当時は周りに高い建物がなく、窓外に富士山や戸田橋花火大会がとてもよく見えたそうです。

 そんな坂次さんは老人会長や老人クラブ連合会の理事を長年務めました。地域との関わりはマンション管理の課題解決に皆で取り組んだことが始まりです。「入居者同士のつながりは弱かったけれど、我が家に集まってさまざまな話しをしていると、自然と皆の心がまとまっていくのを感じました」と当時を振り返ります。そこから人の輪が広がり老人会長、さらには連合会の理事に。「幸い人に嫌われにくくてね」と笑う坂次さん。「地域社会の力になれたらとの想いが原動力でした」と温和に語る、その語り口に坂次さんの人柄が表れていました。


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