戸田のここに注目！戸田市の先進的な取り組みや特徴的な事業を連載でご紹介します
誰もが安心して暮らせるまちを目指して 犯罪抑止に向けた先進的な取り組み
市では、警察や地域と連携してさまざまな防犯活動を展開しており、2017年1月～8月の人口1,000人当たりの犯罪発生率では、初めて県内ワースト10を脱却しました。今後も市民の皆さんが安心して暮らせるまちを目指し、犯罪抑止に向けた取り組みを進めていきます。今回は、犯罪抑止のための戸田市の先進的な取り組みについてご紹介します。
全国でも例を見ない！青色回転灯活動用車両バンク制度
2017年10月に発足した「青色回転灯活動用車両バンク制度」。この制度は、市が車両利用事業者からの車両の入替などの車両情報を、青パト活動のために車両の取得を求める団体などに提供する仲介制度です。これにより、市内の自主防犯活動団体によるパトロールの機会を増やし、さらなる治安向上と市民への青パト普及を目指していきます。
市、蕨警察署、タクシー会社が協力「振り込め詐欺被害を発生させないタクシー」
2017年4月、市、蕨警察署、埼京タクシー株式会社の三者間で、振り込め詐欺被害の撲滅を目的として「振り込め詐欺被害を発生させないタクシー」の取り組みに関する覚書に調印しました。これにより、市内を走行する営業車両の車体へのシール貼付や、乗客へのチラシやウェットティッシュの配布など、注意喚起の活動を行っています。
タクシー運転手が振り込め詐欺を防止
2017年8月、上記の活動を行っていたタクシー運転手が、乗客の詐欺被害を未然に防止しました。運転手は、車内で乗客が行った携帯電話での会話の中に「無人ATM」という言葉があったため、振り込め詐欺を疑い、電話の内容を確認したところ、市役所を装った者からの還付金詐欺と判明し、蕨警察に同行して振り込め詐欺被害を未然に防止することができました。