市では、2016年6月に「待機児童緊急対策室」を設置し、同年10月に今後3年間のアクションプラン(行動計画)を策定しました。同プランでは、約1,200人分の受入枠を拡大するとともに保育士の緊急確保を図っていくこととしました。今回は、プランの策定から半年間の進捗状況を報告します。
保育の受入枠の緊急拡大(計画策定時から受入枠266人の増)
2016年度中 | 25人 | 民間認可保育所の定員超過入所(定員の弾力化運用) |
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2017年4月 | 241人 | 認可保育所新設
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(注釈)2018年4月は約550人、2019年4月は約385人の受入枠拡大に向け、取り組みを進めています
保育人材の緊急確保(2017年4月実施)
就職支援給付金の新設
民間保育所で働く新規採用の常勤保育士に就職準備費用として最大で30万円を給付[3年間限定]
宿舎借上支援の新設
民間保育所で働く常勤保育士 1人当たりの補助金上限額 毎月82,000円のうち2017年3月4日を補助[5年間限定]
産学官協働による保育人材確保・定着化事業
長期的に保育士の確保と定着化を図っていくため、3年間程度かけて、市内保育関係者・学識経験者などで市独自の魅力ある保育の職場づくり・しごとづくりなどの方策などを協議し、課題解決に向けた具体的事業を民間保育園などとともに実施していきます。