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広報戸田市 2017年2月1日号

 まだまだ寒さは続いていますが、暦の上では今月4日に立春を迎えます。寒々とした木々をよく見てみると、枝先には新芽のつぼみが膨らみ、新たな季節に向けての準備が着々と進んでいるようです。間もなく訪れる春には木々や草花が芽を吹き、市内を美しく彩ってくれることでしょう。

 さて、昨年民間調査会社が実施した「生物多様性に優れた自治体ランキング」の生物多様性保全の取り組み状況を評価する指標群において、本市の取り組みが全国1位という評価をいただくことができました。サクラソウなど野生の草花が彩る湿地「戸田ヶ原」の自然再生や、水辺や緑地をつなぎ生き物を呼び込む「水と緑のネットワーク形成プロジェクト」などの取り組みが高く評価されての結果であり、大変喜ばしく光栄に感じています。

 今回の評価を励みに、引き続き市民の皆さんと共に自然保護活動に取り組み、多様な植物や生物など、都市部においても四季折々で自然の営みを感じることができるまちづくりを進めてまいります。