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救急救命士の病院実習への協力について

掲載日:2014年11月19日更新

救急救命士の病院実習への協力について

救急救命士が一定の講習と病院実習を受講することにより、救急現場等で気管挿管及び薬剤投与を実施しています。

気管挿管とは

心肺停止状態の傷病者に、救急現場等で口から気管にチューブを挿入して肺に直接空気を送り込む処置です。救急救命士が気管挿管を行うには、医療機関における実習が必要です。この実習では、全身麻酔で手術を受ける患者様に対して、救急救命士が医師の指導下で実際に気管挿管を実施します。実習を行う際には、救急救命士と指導医が患者様に説明を行い、必ず同意を得てから行います。もちろん、同意をして頂かなくても、患者様が不利益を受けることはありません。

薬剤投与とは

心臓停止となった傷病者の静脈に点滴し、医師の指示に基づき静脈へ薬剤(アドレナリン:心拍再開のための強心剤)を投与する処置です。アドレナリンの投与により、蘇生率(心臓機能の回復率)の向上が期待されています。この実習は、意識がなく心肺機能が停止している重症患者が病院に搬送された際に、医師の指導のもとに安全を確保しながら薬剤投与を実施します。

これらの実習を行う救急救命士は、救急救命士の中でも選ばれて更に教育を受け、人形を使用した気管挿管実習や薬剤投与実習を行い、実習試験に合格した者が病院における病院実習を受けることになります。今後、救急救命士が気管挿管や薬剤投与を行うことにより、救急現場で確実な気道の確保や蘇生率が上がり救命効果の向上が期待されていますので、病院実習にご協力をお願いします。

 

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