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地方から上京して働く菅原さん山中さん

掲載日:2021年9月1日更新

先輩職員の声を大公開!

市内の認可保育所、小規模保育事業所などで働く先輩の方々にインタビュー!
戸田市内の保育園で働く5名の先輩保育士さんのホンネを大公開します!

地方から上京して戸田市で就職した菅原さん、山中さんにインタビューしました。

戸田すこやか保育園5年目 菅原 栞さん  戸田第2すこやか保育園3年目(通算8年目)山中 綾子さん

埼玉県戸田市で働くことにしたきっかけを教えてください

菅原さん:私は福島県の大学だったのですが、先生に「とにかく戸田はオススメだよ」と勧められて戸田市に決めました。知らない所だったので、「先生ほんとに?」と思いましたが、都内に近いことや、補助制度が充実していることなどを教えてくれました。
市役所で開かれる保育のお仕事面接会&相談会に2回参加したんですけど、実際に戸田に来てみたことで、戸田で働きたい!という気持ちが強くなりました。

山中さん:私の場合は別の園で働きながらの就職活動だったので、仲介会社に手伝ってもらいました。そこで戸田市で働くとどんな補助制度があるかですとか、雰囲気などを教えていただきました。

現在の園を選んだ決め手はなんですか?

菅原さん:畑や土を触ることができる園で働きたいと思っていました。保育のお仕事面接会&説明会の際に、畑がしたいという話をしたら、園長先生がうちの園には畑があるよ、と言ってくださったので、今の園に決めました。
当時の園長先生が同郷というところも心強かったですね。笑

山中さん:私の場合は、仲介会社に「子どもの気持ちを尊重して生活を大事にする園で働きたい」いう希望をお話しし、何園か紹介していただきました。見学したときの雰囲気と直感で今の園に決めました。今の自分の気持ちに一番近いなと思えた園だったので。

地方から上京されて、戸田市は住んでみてどうですか?

二人:住みやすいです!

菅原さん:最初は(高架で)踏切がないことに驚きました。笑
戸田市は人混みでもなく、人がいないわけでもなく、ちょうどいいですね。
あとは優しい人が多いと思います。話しやすい人も多くて、子どもも純粋ですね。

山中さん:就職するまでは戸田に来ることがなかったのですが、就職活動で来てみて、戸田市は家も多く、人もたくさん居るけれど、緑や公園も多いなと感じました。自分の地元に近くて親近感がわきます!

お二人が保育士になったきっかけを教えてください。

菅原さん:私は、小さい頃になりたかったのは保育士でした。でも高校を卒業する時に目指していたものは違いました。一度やりたいことに向かって頑張ったのだけれど、それが上手くいかなくて。そこで立ち止まって、本当にやりたいことって何だろうって考えたときに、保育士が浮かびました。
それもあって19歳から22歳までは保育補助をしていたのですが、その時に働いていた園の保育士さんに、「保育士資格がないのがもったいないよ!」と言われたことがきっかけで奮起し、学校に行って資格を取りました。
働いてみて、やっぱり資格をとるだけの価値はあったなと思いました。

保育補助と保育士は違いますか?

菅原さん:違いますね。保育補助のときは危険のないように見守って、何かあったら担任の先生に報告して引き継ぐだけでした。でも保育士として担任になると責任が全部自分にかかってくる。そこが一番の違いですかね。

責任がある分、やりがいにもなりますね。

山中さん:私は、小さい頃の夢は、全く違う職種だったんですけど、進学か就職かで悩んでいた時期に、幼稚園教諭だった母と話しているうちに、自分が保育士という職業に興味があることに気付きました。昔から近所の子ども達と遊ぶ機会が多い環境で育ったのもあるのかなぁと思います。
それで大学に進学することになったんですが、やっぱり周りの友達は小さい頃からの夢だった、とか期待と希望に満ち溢れている人が多かったので、自分がほんとに保育士になれるのかなという気持ちもありました。

幼稚園とは迷わなかったですか?

山中さん:迷いました。自分が幼稚園出身だったので。でも実習に行ってみて、0歳から小学校にあがるまでの大事な時間を一緒に過ごせるっていいなぁと思い、保育園にしました。
いざ実習に何ヶ所か行くと、園によって全然違うことに驚きましたね。自分だったら、どんな保育がしたいかなぁって考えるようになりました。

保育士としてのやりがいや嬉しかったことなどを教えてください。

山中さん:毎日が発見の連続でやりがいがあります。一年間その子をずっと見守ることができるので、特に乳児のときは本当に一つ一つが感動なんです。
去年の春は走るのもおぼつかなくて、三輪車にも足が届かなかったのに、今は友達と手をつないで遊んでいたり、自分でコップを片付けられるようになったり。そんな姿を見ると、大きくなったなと成長に感動します。
子どもたちが名前を覚えてくれて、名前で呼んでくれたり、「今日こんなことあったよ!」ってお家でも楽しそうに話してくれていると保護者の方から聞いたときは嬉しいですね!

山中さんの写真その1

菅原さん:一つの行事をやるにしても、私たちが準備してやった分だけ子どもは返してくれるんですよね。そんな時にやりがいを感じます。子どもってすごく素直だなぁって思います。
朝起きたら雨で、出勤するのが憂鬱だなぁって思っていても、子どもたちに会うと一瞬でそんな気持ちが吹き飛んでしまいます!

菅原さんの写真その1

大変なこと、壁にぶつかったエピソードはありますか

菅原さん:私は一昨年ですね。初めての一人担任で、3歳児クラス18人で何から何まで一人でやらなければいけなかったんです。
パートの先生はいらっしゃるんですが、毎日見ているのは自分しかいない、って思うと、それだけでプレッシャーでした。ほんとにこの子たちのためになっているのかなぁ、とか無限に考えてしまって。何が良くて何が悪い保育なの?とか。思い悩んでしまいました。

どうやって乗り越えましたか?

菅原さん:悩んでいた時に、なんと保護者の方から「栞先生のやりたいようにやったらいいんだよ!」と声をかけてもらいました。ほんとにびっくりしました。笑
他の先輩方からも「今は栞先生がこのクラスを持ってるんだから、栞先生しかできない保育があると思うよ」「それでも迷うことがあるなら、私たちがいるんだから相談してくれればいいし、まずはやってみたら?」って言っていただいて。
それですごく気持ちが楽になって、自分らしい保育が出来るようになりました。

山中さん:私も3歳児の担任になったときですね。一人担任で。子どもが全員違うように、保護者も全員違うんですよね。
悩みや相談を色々と投げかけてきてくれるんですけど、自分の知識がまだ足りなくて。自分はこう思う、というのはあっても果たしてその返答でいいのか、と悩みました。特に発達に関する内容は難しかったです。3歳児といっても未発達のこともたくさんあったりもしますし、月齢でも変わってきますし。ちょうど乳児から幼児になったばかりの時なので、判断がとても難しいです。

どうやって乗り越えましたか?

山中さん:周りの先生に相談したり、同業の友達などとにかく色々なところから情報を得て対応してました。

菅原さん:すごくわかります。3歳児って微妙な時期ですよね。赤ちゃんでもない。幼児になりそうでなれない時期。それこそおむつが取れるか、とか。一番難しいけど、一番楽しい時期なのかなって思います。

就職する前とイメージが変わったことはありますか?

山中さん:就職前は保育士ってピアノも弾けて本の読み聞かせも手遊びも出来て、ごはんの介助までする。何でも出来て万能なイメージでした。

働いてみて、いかがでしたか?

山中さん:実際働いてみたら、たしかになんでもやる一面はあるんですけど、初めから全て出来るわけではないということが分かりました。私も器用ではなくて、裁縫が得意ではないです。笑 みんなそれぞれ得意不得意があるけれど、それでもみんな働きながら時間を作って習得していってます。そうやって働きながら保育士として成長していくんだなと感じました。

次に、働き方についてお伺いします。残業や持ち帰りの仕事はありますか?

山中さんの写真その2

山中さん:園によると思いますが、今の園は持ち帰りの仕事はないですね。午睡中や日中でもクラスが落ち着いている時に作業できたりもします。
ほぼ定時で帰れますが、子どもの人数が多いときは少し残ることもあります。

管原さん:持ち帰りの仕事はないですね。残業も基本的にはないです。子どもの人数が多いときや、子どもが怪我してしまったとき、保護者に重要なことを伝えなければならないときに残ることはあります。

土曜・日曜出勤はありますか?

山中さん:土曜出勤は月1回、多くて2回です。

菅原さん:私は土曜出勤は月2回です。土曜に出勤したら平日に休んでます。

オフはどのように過ごしてますか?

菅原さんの写真その2

菅原さん:今はできないですけど、飲みにいきます!都内などでいいところを開拓中です。笑
福島のお酒もおいしいですし、実家の山形にもおいしいお酒がたくさんあるんですよ!

山中さん:私も今は出来ないですけど、都内や横浜方面に出かけますね。あとは実家が茨城で一時間半くらいなので、実家に帰ったりしてます。

就職する前にやっておいた方がいいことなどありますか?

菅原さん:保育教材の制作はしておいた方が良いです。エプロンシアター、手袋シアター、スケッチブックシアターのような。例えば他の子がトイレに行っている間のちょっとした隙間に出せると、保育が途切れることなく続いて、子どもも飽きないので良いですよ。もっといっぱい作っておけばよかったなぁと思います。フェルトで作ったものは触り心地が良いので、ぼろぼろになるまで遊んでくれますよ!

山中さんの写真その2

山中さん:私も保育教材の制作だと思います。何か一つ自信を持って出せるものがあるだけで、例えば雨が降った時にも悩まなくて済みますし、気持ちに余裕ができます。自分が作ったもので子どもたちが喜んでくれて、一緒に楽しさを共有できるとすごく嬉しいですし、自信にもなります。

自信をもって保育するためにもネタ作りは必要なんですね。

山中さん:そう思います。あとは私自身、絵本が好きなので、「楽しい絵本見つけたんだけど一緒に見ない?」と声をかけたりしています。それぞれの子どもの興味のあることが分かったりもするし、子どもたちを知る良いきっかけにもなると思いますよ!

今後どんな保育士になっていきたいですか?

山中さん:明るくポジティブな保育士になっていきたいです。子どもって大人の内面を見抜くんです。それは繕いきれない部分があるので、根っからの明るい笑顔を見せられる先生になりたいです。

菅原さん:子どもと一緒に悩んだり、一緒に笑ったりしていきたいです。その時その時って一瞬しかないと思うので、大切にしていきたいなと。
あと、私が小さい頃に保育園の先生になるのは夢だったのは、自分が通っていた保育園の保育士さんにすごく憧れていたからなんです。
私も何十年後かに、「栞先生みたいな保育士になりたいな」って思ってもらえるような保育士になりたいです。

菅原さんの写真その3

就職を検討している人にメッセージをお願いします!

山中さん:ちょっとでも興味を持ったらまずは一回戸田市にきてみてください!
園を見学したりする時は、先生と子どもとのやりとりだけでなく、先生同士の会話の様子なども見てみると、職場の雰囲気が掴みやすいと思いますよ!

菅原さん:戸田市は特に東北の人にはオススメです!新幹線が大宮に止まるので、すごく便利です。新幹線がすぐそこにある!って伝えたいです!

菅原さんと山中さんの写真

全く違う経緯ではありますが、地方から上京し、戸田市の保育園にたどり着いたお二人。
最初は戸田市をほとんど知らない状態での就職で不安もあったかと思いますが、実際に住んでみて、とても住みやすい街であると語ってくださいました。
今、この記事を読んでいただいている「戸田市?どこ?」という方が、少しでも戸田市内の保育園での就職に興味を持っていただけたら幸いです。
また、一人で担任を任されることへのプレッシャーや難しさも含め、先輩ならではの貴重なお話を率直に色々とお話ししてくださいました。そのような経験を一つ一つ重ねていくことで、より「私らしく」働くことのできる保育士に成長していくのだと感じました。

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