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モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!(情報提供)

掲載日:2019年8月5日更新

消費者庁リコール情報(2019年(令和元年)8月5日更新)

モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!【帰省や旅行の時期、公共交通機関の中での事故は特に危険です】

消費者庁より、2019年(令和元年)7月31日、モバイルバッテリーに関する注意喚起を公表しました。

概要

モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレット等を充電できる予備の電源として、近年急速に普及しています。軽量でありながら高電圧かつ大電力なため、多くの消費者にとって身近なものになっていますが、取扱いを誤ると発熱によってやけどを負うこともあり、場合によっては事故につながることもあります。消費者庁には、モバイルバッテリーに関する事故情報が2013年6月から2019年6月末までに162件寄せられています。中には、公共交通機関の中で事故が起こり、運行が遅延したり、火災が発生した事例もありました。
特に帰省や旅行でモバイルバッテリーを持ち運ぶ機会が増える時期ですので、以下の点に注意しましょう。

(1)リコール対象製品でないか、リコール情報を確認しましょう。
(2)新規に購入する際は、PSEマークを必ず確認しましょう。
(3)製品本体に強い衝撃、圧力を加えない、高温の環境に放置しないようにしましょう。
(4)充電中は周囲に可燃物を置かないようにしましょう。
(5)膨らんでいる、熱くなっている、変な臭いがするなど、いつもと違って異常を感じたら使用を中止しましょう。
(6)充電コネクタの破損や水ぬれに注意しましょう。
(7)公共交通機関での事故を避けるため、持込規則を確認して、それに従いましょう。
(8)使用済みモバイルバッテリーはリサイクルに出しましょう。やむを得ず廃棄する際には他の家庭ごみと区別して出しましょう。

主な事故事例

【事例1】
特急電車に乗っていたら、バッグの中で携帯電話の補助バッテリーが突然青っぽい火を噴き、バッグと電車の床のカーペットを焦がした。すぐに火は消えたが、電車は急停車し、近くの消防署が駆けつけた。調査の結果、バッテリー内部から火が出たと思われるとのことだった。(事故発生年月:2015年7月)
【事例2】
電車に乗っていたら胸ポケットのモバイルバッテリーが急に熱くなった。ホーム停車中だったため、慌てて電車から降りてホームにモバイルバッテリーを投げ出した。直後に火柱が上がり、駅員がバケツの水で消火した。私にけがはなかったが、上着のポケット部分が焦げてしまった。もし走行中の電車内で炎が上がっていたら大事故になったと思うと恐ろしい。(事故発生年月:2017年4月)
【事例3】
新幹線の中でかばんに入れていたスマートフォンのモバイルバッテリーが破裂し、両足にやけどをした。全治2週間と言われたが、1か月経過してもまだ治らず、通院中。モバイルバッテリーはスマートフォンにはつないでいなかった。新幹線が15 分
くらい止まったため、消防と警察が捜査した。(事故発生年月:2018年9月)
【事例4】
スマートフォン用のモバイルバッテリーを充電していたら、煙が出て発火した。指もやけどした。(事故発生年月:2017年12月)
【事例5】
娘の携帯用モバイルバッテリーを譲り受けて使用していたところ、バッテリーの本体が膨らみ出した。危険を感じ、アルミ缶の中に入れ蓋をして保管している。処分方法を知りたい。(受付年月:2018年11月)

詳細資料

詳しくは下記PDF資料(消費者庁公表資料)をご確認ください。

公表資料「モバイルバッテリーの事故について」 [PDFファイル/723KB]

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