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めるまが45(2014年9月10日配信)

掲載日:2016年5月24日更新

~今月の目次~
(1)政策形成アドバイザーの徒然
(2)戸田市政策研究所の活動紹介
(3)戸田市政策研究所研究員の徒然
(4)戸田ゼミの取り組み

(1)政策形成アドバイザーの徒然

政策企画と政策研究の色分け
戸田市政策研究所は、字のごとく「戸田市」の「政策」を「研究」する「所」です。政策の意味は「1.政府・政党などの施政上の方針や方策。2.目的を遂行するための方針・手段」をはじめ、様々な意味があります。様々な意味があるということは、結果として、曖昧化してしまいます。そこで、同研究所が取り扱う「政策」を大きく2つに分けました。
それが「政策企画」と「政策研究」です。政策企画は「施策化・事業化を前提とした研究事業です。原則として1年間で結論を導出します」としました。政策研究は「必ずしも施策化・事業化を前提としない研究事業です。数年間かけて結論を導出します」としています。取り上げる政策づくりを政策企画と政策研究に分けて計画的に進めることにしました。
当時の自治体シンクタンクを観察すると「政策研究」に重きが置かれていました。その結果、なかなか結論が導出されないため、議会等から「いったい何をやっているの!」という批判を浴びていました。戸田市政策研究所は、そうならないように、対象とする政策を政策企画と政策研究に分けて、政策企画はしっかりと1年間で結論を出すようにしました。
政策企画と政策研究に明確に分けることも、戸田市政策研究所の一つの特徴です。そして今日では、少なくない自治体シンクタンクが採用しています。よい事例はどんどん採用すればいいと思います。ちなみに戸田市政策研究所に対する戸田市議会は、よく評価してくれています。過去の議事録を見ても、批判や非難はありません。いい関係を築いています。
(政策形成アドバイザー 牧瀬 稔)

(2)戸田市政策研究所の活動紹介

政策研究所と市の各部次長職を構成員とするまちづくり戦略会議では、今話題の「少子高齢社会への戦略」をテーマとして2カ年の共同研究に取り組んでいます。
高齢化については、2009年度から2年間、「急速な高齢化が戸田市へもたらす影響に関する研究~西暦2035年の高齢社会に備え戸田市は何を為すべきか~」を研究テーマに、人口・経済・健康・施設・財政の視点から検証を進め、先手必勝の高齢社会対策のための政策研究に取り組みました。
今年度は、前掲既存研究のブラッシュアップのほか、現在、年少人口が安定的に増加している戸田市において果たして将来少子化は到来するのか、既存のデータをフル活用し若手職員によるワーキングチームを組織して研究しています。
この研究過程において、私案でありますが、戸田市の女性の初婚年齢、初産年齢、生涯未婚率を算出。また、住民基本台帳から、1.子どものいる世帯の転入(有子転入)、2.子どものいる世帯の転出(有子転出)、3.もともと市民で子どもができた(既住有子)、4.転入してから子どもができた(転入後有子)、の割合を抽出したいのですが現行のシステムでは市単独での数値取得は難しいようです。正直、少子化を研究する上では「喉から手が出る」ほどほしいデータです。これらが明確になれば、仮に少子化が進んだとしても効果的な施策展開が期待できるに違いありません。
今後も、政策研究所では、人口減少時代を勝ち抜くため、「人の流れ」に着目し先を見越した研究活動を進めていきます。
(副所長 梶山 浩)

(3)戸田市政策研究所研究員の徒然

今年も猛暑が続いた夏、この時期のビールは格別に美味しく、ビール党の私は家での晩酌は勿論、居酒屋にビアガーデンと通風も恐れることなく毎日喉をうるおしていた。そうして夏が過ぎると例年どおりの姿、ビール腹。これが数年の私の負のサイクルとなっている。
しかし、今年は不味いことがおきた。先日、定期健康診断のお知らせがあり、今年から特定健康診査いわゆるメタボ検査を受けなくてはならないのだ。
9月に入り週2日の休肝日を取ることを誓ったが、これでは出たお腹は戻らない。そこで目に入ってきたのが宇梶さん。「1セットたった30秒、体を倒すだけで腹筋が鍛えられる」とのフレーズで現在、人気沸騰中の本格腹筋マシン『ワンダーコア』だ。若干の迷いはあったが行動しなければ始まらない、と電話を手に取り購入した。購入前はどれも同じ商品ではないかとの思いもあったが、実際にやってみると確かにそれまでの腹筋を鍛える商品より、楽に鍛えることができるな、と感じた(決して商品を売り込んでいるわけではありません)。
そして、これだけでは不十分と考え、地元のマラソン大会のハーフの部にエントリーし、マラソンも少しずつ頑張っている。
果たして1ヶ月後の健康診断の結果はいかに?!
(主任研究員 内山 敏哉)

(4)戸田ゼミの取り組み

第4回(8月22日)の報告
第4回では、神保市長を招いて「これから進めていきたい重点施策」についての講話をいただきました。自治体を取り巻く環境は日々変化しており、市の施策も順応していくことで、自治体間競争を勝ち抜いていかなければならないと実感しました。また、「常に広い視野を持つことを心がけ、市長になったつもりで職務に当たってください。」との激励の言葉をいただき、戸田ゼミを通じて自分を磨き、誇れる職員を目指していきたいと改めて感じたところです。
講話の後には、市長を交えた懇親会を開催し、普段膝を交えて話をする機会がなかったゼミ生にとって、貴重な場となりました。
第5回(10月28日)の案内
第5回は、外部講師を招いて「シティセールス」に関する講演をいただく予定です。今年度の戸田ゼミでは、普段のゼミと並行してグループをつくり、シティセールスに関連した研究を進めているところです。外部講師からの新鮮な話を聴くことによって、視野を広げるきっかけとしたいと考えています。なお、講演内容については、次回のめるまがで紹介する予定です。
日時:10月28日、午後6時30分から
場所:市役所5階大会議室A
今年度の講義は、各回完結を考えています。そのため、過去のゼミに参加していないから入りづらいと思っている方でも安心です。是非お気軽に事務局までご連絡ください。
(研究員 長谷川 昌之)

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