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めるまが28(2012年12月10日配信)

掲載日:2016年5月24日更新

~今月の目次~
(1)政策形成アドバイザーの徒然
(2)戸田市政策研究所の活動紹介
(3)戸田市政策研究所研究員の徒然
(4)戸田ゼミの取り組み

(1)政策形成アドバイザーの徒然

政策をつくってみましょう
「政策立案」や「政策形成」という言葉を目にすると、嫌悪感を抱く自治体職員が少なからずいます。「政策立案」や「政策形成」に不快感を持ち、中には拒絶する職員もいます。そのため手あげ方式(公募)で政策形成研修を実施すると、なかなか人が集まらないことが多々あります。しかし、これからの時代は、こういう状況ではいけないと思います。
政策の意味を辞書で調べると、「政府・政党などの施政上の方針や方策」と明記されています。また同時に「目的を遂行するための方針・手段」という意味もあります。政策立案や政策形成とは、単純化すると、物事の方針や方策づくりであり、目的遂行の手段を提示することになります。実は、そんなに難しい概念ではなく、比較的身近な考えになります。
例えば、博多に出張する際に、飛行機で行こうか、あるいは新幹線で行こうか、という方針を考えることになります。どのルートを通ろうか、そしてどのホテルに宿泊しようか・・・と検討することも、ある意味政策づくりになります。政策立案や政策形成は、私達の日常生活の中で、普通に実施されていることになります。それほど難しい内容ではないのです。
自治体職員の中には、「政策立案」や「政策形成」という言葉に勝手に恐怖心を抱いている状況があります。また、食わず嫌いの傾向も少なからずあります。さて、2012年も残り少なくなってきました。この一年は政策づくりに取り組めましたか。2013年は気持ちを新たに、一歩踏み込んで、政策立案や政策形成に取り組んでみてはどうでしょうか。
(政策形成アドバイザー 牧瀬 稔)

(2)戸田市政策研究所の活動紹介

研究テーマ「戸田市におけるシティセールス、今後の方向性について」
本研究は、行政だけではない戸田市全体で行うシティセールスについて、その方向性を示すことを目的とし、法政大学との共同研究で取り組んでいます。
10月には、市内にある5つの団体に対し、シティセールスに関するヒアリング調査を行いました。調査は法政大学が中心となって行い、各団体の活動だけでなく、普段感じている戸田市の課題や意見、アイデアなどを聞くことができました。調査自体は和やかに行われまた、直接市には言いにくい意見も出るなど、市職員ではなく、外部の研究員が行うメリットを実感しました。
これから年度末にかけては、市民の皆様や庁内各部署に対するヒアリング調査、他自治体の事例研究やインターネット調査を行い、現行の戸田市シティセールス戦略も含めた戸田市の現状と課題を整理していきます。加えて、今後の戸田市のシティセールス活動における成功要件についても考察することで、戸田市における望ましいシティセールスの方向性を示していきます。
また来年度も研究を継続し、今年度の調査を踏まえて、さらに掘り下げた調査を行います。競合自治体や類似自治体の事例調査、プロモーション媒体の調査や戸田市のアイデンティティに関する調査等を行い、戸田市らしいシティセールスの具体的な方策について研究していきます。
(研究員 鈴木 伸明)

(3)戸田市政策研究所研究員の徒然

早いもので今年も残すところ一か月となりました。この時期になると、年初に掲げた目標が達成できたかどうか、一年を振り返る人も多いのではないでしょうか。
ある調査結果によると、年初目標を掲げた人の約8割近くが目標を達成できないそうです。この達成できない人の中でも、いくつか特徴が分かれており、「自己否定タイプ」「気分散漫タイプ」「先送りタイプ」「不安呼び込みタイプ」などに分類することができます。私は典型的な「先送りタイプ」で、また明日やればいいだろうとついつい自分に言い訳をしてしまい、翌日後悔をすることが多々あります。しかし、せっかくひと月前に今年を振り返る機会を得たので、上杉鷹山(ようざん)の『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』の精神で、自分に鞭を打って大晦日までがんばりたいと思います。
やれば可能性がありますが、やらなければ可能性ゼロです。結局のところ、「できない」というのは、やらないだけなのかもしれません。一生懸命に努力してもできないこともありますが、『為せば成る』の精神でやってみることが大切なのではないでしょうか。また、たとえ失敗したとしても「いい経験」として自分の肥やしとなるはずです。最大の失敗は、何もしないことなのかもしれません。
今年の目標に向かってラストスパートをする人、来年の目標に向かって歩みだす人、両者いると思いますが、私は前者として最後まで取り組みたいと思います。
(研究員 長谷川 昌之)

(4)戸田ゼミの取り組み

第6回(11月30日)のご案内
第6回は、「自治体経営と産業振興」と題し、講師にRipリサーチ&コンサルティング代表の長谷川創氏をお招きして講演会を開催いたしました。
自治体経営と産業振興施策の展開を中心にご講演いただき、また、質疑応答では、参加者と活発な意見交換がありました。
ご案内
戸田ゼミは、自由参加型ゼミです。第6回講演会では、商工会会員や大学生、他の行政団体職員等、バリエーションに富んだ参加をいただきました。1回限りの参加でも結構ですので、興味がおありの方はお気軽にお問い合わせください。また、外部団体等との交流会も募集しております。
(研究員 鈴木 伸明)

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