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めるまが23(2012年7月12日配信)

掲載日:2016年5月24日更新

~今月の目次~
(1)政策形成アドバイザーの徒然
(2)戸田市政策研究所の活動紹介
(3)戸田市政策研究所研究員の徒然
(4)戸田ゼミの取り組み

(1)政策形成アドバイザーの徒然

伊能忠敬とウルトラマン
江戸時代の商人・測量家である伊能忠敬は、1800年(寛政12年)から1816年(文化13年)まで、足かけ17年をかけて全国を測量した。そして大日本沿海輿地全図を完成させた。伊能忠敬により、わが国の歴史上はじめて国土の正確な姿が明らかにされた。伊能によって作られた地図は、現在の地図と遜色のない出来であり、極めて精緻な作りとなっていた。
7月10日は、伊能忠敬の「大日本沿海実測地図」完成の日である(1821年)。ここまでの偉業でなくても、発展期に入った戸田市政策研究所も何かしら大きなことができればいいなと思っている。今まで多方面に種を蒔いてきたため、それが少しずつ発芽しつつあるように感じている(大学連携等)。この芽を大切に育てて、大きな木にしていきたいと思う。
ちなみに7月10日は「ウルトラマンの日」でもある。1966年のこの日に、Tbsテレビで「ウルトラマン」の放映が開始された。当初は7月17日に放送開始の予定だった。しかしその前に放送されていた「ウルトラQ」の最終話が難解であるという理由で放送されなくなり、急遽ウルトラマンの宣伝イベントの模様を「ウルトラマン前夜祭」として放映した。
ウルトラマンはM78星雲光の国出身の宇宙人である。ベーターカプセルという道具を使ってハヤタ隊員の姿から身長40mの巨大なヒーローに変身する。このウルトラマンは、当時の子ども達に大きな希望や勇気を与えた。戸田市政策研究所の取組みの中で一つでも、どのような形でもいいから市民や関係者に対して希望を与えることになればいいなとも思う。
(政策形成アドバイザー 牧瀬 稔)

(2)戸田市政策研究所の活動紹介

戸田市におけるシティセールス、今後の方向性について
戸田市におけるシティセールスについては、政策研究所設置当時の2008年度から研究テーマとして取り組んできました。2年間の研究成果を基に、2011年6月に「戸田市シティセールス戦略」を策定し
ました。この戦略は、主に庁内各部署における取り組みを戦略的に計画したものであり、2012年度はその進捗管理を行います。
今年度の研究では、庁内だけでなく、庁外にもシティセールス推進の輪を広げ、地域を担う様々な関係主体を巻き込んだシティセールスを考えていきます。
シティセールス戦略によれば、「シティセールスの最終的な目的は、戸田市の価値を高めることで、戸田市に人や企業を呼び込むとともに、市内での持続的安定的な居住・立地を図ることで、将来にわたり戸田市の活力を維持し、持続的、安定的な都市経営による住民福祉の向上を目指すことにあります。」とされています。
この目標を踏まえ、具体的に「誰に」「何を」「どうやって」セールスしていくのか模索し、また、地域おこしやまちおこしで他自治体との実績がある法政大学と共同研究を行い、戸田市にあうシティセールスの方向性を探っていきたいと考えております。
(研究員 鈴木 伸明)

(3)戸田市政策研究所研究員の徒然

自動車を購入してもうすぐ5年。購入当初はよく遠出していたが、今では週末の買い物程度しか乗らなくなってしまった。そのため、5月の自動車税納付時期が近付くと、売却してもいいのではないかと考えてしまう。ただ、マイカーの意識が低いのは私だけではないようだ。
国内の自動車販売に目を向けると、2000年代初頭から伸び悩み、昨年度の新車販売台数は500万台弱まで減少し、ピーク時の6割程度の水準まで落ち込んでいる。その原因の一つとして、「若者の自動車離れ」が叫ばれている。自動車を所有するメリットよりも、経済的なデメリットの方が大きいとの考えから購入には至らないのだろう。
そんな中、拡がりを見せているのがレンタカーやカーシェアリングである。公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団によると、カーシェアリング会員数はこの2年で10倍に増加した。カーシェアリングは、自動車保有に伴う費用負担や手間を削減できるだけでなく、自動車による環境負荷を低減する等の効果もある。もし、近所にカーシェアリングの場所があれば、必要なときに必要な時間だけ利用できるので、マイカー意識の低い人にとってはこちらに魅力を感じるかもしれない。今後、運転するきっかけが多様化していく中で、行政として環境保全の観点からできることはないかを考えていきたい。
ただ、私個人としては、テレビや実際に走行している新型の自動車
を見るとつい欲しくなってしまう。色々と自動車について考えてはみても、結局5月には自動車税を支払い、時期が来ると新車の購入を考えてしまうのだろう。
(研究員 長谷川 昌之)

(4)戸田ゼミの取り組み

第2回(6月21日)のご報告
第2回は、キーワード「 電気自動車(EV)」について、各自が自由に調べ、A4紙1枚にまとめたものを発表し、意見交換を行いました。
今回の形式は、初めての取り組みでしたが、各自の自由な視点、発表の仕方、個性が出て大いに盛り上がりました。また、一つの物事に対し、様々な視点で報告があるため、自然と多角的に考えることができることも気づいた点でした。
このことは、実際に政策を考える際にも、絶対に必要なプロセスです。今回の取り組みはそのトレーニングとして効果的であり、継続すべきだと感じました。
また、EVの普及は、今年度の戸田市政策研究所の研究テーマであり、参加していたEV研究のプロジェクトメンバーにも良い機会となりました。
第3回(7月27日)のご案内
第3回は、連載文章『「歩ける」ことが商店街の活力に』(雑誌「地方行政」第10312号掲載)を各自が読み、A4紙1枚にまとめたものを発表し、意見交換を行います。
同じ文書を読んで、レポートがどう変わってくるのか。議論はどのような方向へ向かうのか。地域振興やまちづくりをテーマにした本文に対し、戸田市に置き換えた議論、まとめができると良いのではないかと考えています。
ご案内
戸田ゼミは、自由参加型ゼミです。1回限りの参加でも結構です。外部の方でも結構です。興味がおありの方はお気軽にお問い合わせください。
今年度も、戸田ゼミでは外部団体等との交流会を募集しております。また、個人でのご参加もお待ちしております。
(研究員 鈴木 伸明)

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