「巡る季節を仲間と共に」 大西 泰次さん 85歳 下前
「悠久の 時空を超えて 瀧櫻」居間に飾られている写真に添えられた一句。「これは、福島県三春町の樹齢1,000年といわれる瀧櫻の歴史に想いを馳せて詠んだ句です」と、小説に出てくる舞台を巡っては、その場所で出会った情景を俳句にしている大西 泰次さん。戸田俳句会に所属して仲間と俳句を楽しんでいます。
そんな大西さんは、老人会で書記を15年務め、これまで4代の会長を支えてきました。「定年後に町会や老人会の旅行に参加し、改めて地域の温かさと心地良さを感じました」と語る大西さん。定年まで働き詰めの毎日だったといいます。「気の合う仲間や新たな生きがいを与えてくれた地域のために貢献したい。そして、これからも皆さんと共に四季の楽しみを見つけていけたら幸せです」と、笑顔でこれからの人生の楽しみ方を教えてくれました。