介護が必要な高齢者が増える中、高齢者虐待が社会問題となっています。
高齢者虐待とは次にあるような行為のことをいい、2015年度には、県内で631件が認定されています。
虐待の種類 | 具体的な例 |
---|---|
身体的虐待 | 殴る、蹴る、たたく、つねるなどの暴力 |
介護放棄(ネグレクト) | 食事を与えない、入浴をさせない 必要な医療・介護サービスを受けさせない |
心理的虐待 | 怒鳴りつける、いちじるしい暴言 |
性的虐待 | 性的な嫌がらせ |
経済的虐待 | 年金や預金を勝手に使う |
介護する家族の人へ
高齢者虐待は、認知症の人などの介護に関する悩みを抱えた家族が、追い込まれた末の行動であることもあります。この場合、介護サービスをうまく利用することで改善できることがあります。
深刻な結果となる前に、地域包括支援センターなどに相談してみませんか。
地域の皆さんへ
高齢者虐待を発見したり、高齢者虐待かもしれないと感じたら、次の相談先に通報をしてください。
通報を受けた地域包括支援センターや市役所には守秘義務があり、通報者が特定されるような情報が漏れることはありません。
相談先
地域包括支援センター
- 市立地域包括支援センター(美笹地区) 電話番号 048-422-8821
- 東部地域包括支援センター(下戸田地区) 電話番号 048-434-6233
- 中央地域包括支援センター(上戸田地区) 電話番号 048-432-6088
- 新曽地域包括支援センター(新曽地区) 電話番号 048-446-6767
長寿介護課
電話番号 048-441-1800(内線285・215)
(注釈)緊急の場合は110番