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広報戸田市 2017年8月1日号

とだっ子を応援!未来へはばたく人財育成資金給付制度がスタートします

 戸田市名誉市民である戸田中央総合病院グループ会長の中村 隆俊さんから、市内在住の中学生と高校生の教育の向上・振興のため、2017年1月に2億円の寄附をいただきました。

 「グローバル化が進む今、未来の宝である子どもたち、特に経済的な理由により修学困難な子どもでも平等に世界に飛び込める後押しとなる制度を創設してほしい」との中村さんの意向を受け、市ではこの資金を基に「未来へはばたく人財育成資金給付制度」を開始します。

戸田中央総合病院グループ会長 中村 隆俊さん

プロフィール

1950年に北海道大学を卒業。1962年に戸田中央病院(現:戸田中央総合病院)を戸田市本町に開設。現在は1都4県下に28の病院と6つの介護老人保健施設などを持つ戸田中央総合病院グループの会長を務める。2000年に勲四等旭日小綬章を受章。2016年には戸田市初の名誉市民となる。さらに2017年に第15回(2016年度)渋沢栄一賞を受賞。

中村 隆俊さんから、皆さんへメッセージ

学ぶことで、皆さんの可能性を広げてください

「皆さんは、誰でも素晴らしい可能性をもっています。学ぶことによって、その可能性を広げてください。元気と勇気を持って世界へ、未来に向かって大いに羽ばたいてください。この制度は、皆さんのお役に立つと思います。私は全力を挙げて応援しています。」

未来へはばたく人財育成資金給付制度って?

 進学の意欲、能力などを有しながら、経済的な理由によって進学や修学が困難なとだっ子に対し、返済不要の給付型奨学金を給付する制度です。

給付金はどんなものがあるの?

1 国公立高等学校奨学給付金

 国公立の高等学校や高等専門学校で学ぶ生徒の教科書代や学用品、学校外活動にかかる費用の一部を給付します。

  • 対象者:
    戸田市立中学校に在籍し、国公立の高等学校、高等専門学校(第1学年から第3学年まで)に入学を許可された生徒
    (注釈)学校長の推薦が必要。選考あり
  • 家計基準:
    生活保護世帯、市町村民税均等割非課税世帯、市町村民税所得割非課税世帯
  • 給付額:
    月額15,000円(年額180,000円)

2 海外体験給付金

 国際交流協会が実施する青年海外派遣事業(オーストラリア・中国)に費用負担なく参加できるよう自己負担分の全額を給付します。

  • 対象者:
    青少年海外派遣事業への参加を許可された生徒
  • 家計基準:
    生活保護世帯、市町村民税均等割非課税世帯、市町村民税所得割非課税世帯
  • 給付額:
    青少年海外派遣事業に係る費用のうち、パスポートの取得など個人的な費用を除く自己負担分の全額

制度開始はいつから?

1 国公立高等学校奨学給付金

2018年度進学者(現中学3年生)から実施

(注釈)2018年1月に在籍する中学校を通して募集を行います

2 海外体験給付金

2018年度青少年海外派遣事業参加者から実施

(注釈)国際交流協会が実施する面接審査合格者に対し、案内を送付します

詳しくは、10月頃に市内公共施設などで配布するパンフレットをご覧ください。市立中学校に通う皆さんには、学校を通じて配布する予定です。


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