自転車事故を防ぐため、こんな取り組みをしています
戸田市は、自転車の利用者が多いため、自転車が関係する交通事故も多く発生しています。そのため、市では、自転車をはじめとする交通事故を減らすため、戸田市自転車安全利用対策実施計画を毎年策定し、実情に合わせてさまざまな取り組みを実施しています。
自転車安全利用五則(2007年7月10日内閣府交通対策本部決定)
- 自転車は、車道が原則、歩道は例外
- 車道は左側を通行
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
- 安全ルール(飲酒運転・並進・二人乗りの禁止など)を守る
- 子どもはヘルメットを着用
市内の人身事故による死傷者数(2016年)
人身事故による死傷者数は648人、そのうち自転車によるものは261人で、全体の40パーセントにのぼります。
自転車によるもの | 261人 | 40パーセント |
---|---|---|
原付車 | 41人 | 6パーセント |
自二輪 | 53人 | 8パーセント |
自動車 | 224人 | 35パーセント |
歩行者 | 69人 | 11パーセント |
計 | 648人 |
子ども自転車運転免許教室
市内の全小学校の4年生を対象に、子ども自転車運転免許教室を実施しています。自転車に乗る時のルールや点検方法を学び、安全な自転車の乗り方を身につけた子どもに免許証を交付します。
自転車シミュレーターを利用した出前講座
モニター画面を見ながら自転車を運転し、走行中に注意すべき点や、安全確認の方法などを学ぶことができます。
自転車安全利用の日における啓発活動
“自転車安全利用の日(毎月10日)”を中心に、市内の商業施設などで、チラシや反射材などの交通安全グッズを配布しながら自転車の安全利用を呼びかけています。
自転車交通安全教室(スケアード・ストレイト)の開催
プロのスタントマンによるリアルな交通事故の再現を取り入れ、参加者が交通事故を仮想体験することにより、交通ルール遵守や自転車マナーの向上を目指します。
2017年度自転車交通安全教室(スケアード・ストレイト)
とき
2017年5月28日(日曜日)、午前10時30分~11時30分
ところ
戸田市役所駐車場
内容
スケアード・ストレイトの演目のほか、学習型体験機器を搭載した交通安全体験車「サイトくん」を利用して、交通安全について学ぶ
毎年5月を過ぎると、新学期や新年度の緊張感が緩み、慣れも出始めることから事故が増加傾向になります。家庭や地域でも、繰り返し、交通安全について声を掛けあいましょう。