戸田市ハザードブック
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ご存じですか?災害に強いまちづくり推進ワークショップもし荒川がはん濫するような大水害が発生したとしても『一人の犠牲者も出さない』ことを目指し、町会や自治会のみなさんの間で、避難ルールなどの検討が進められています。浸水が激しい中を無理に避難することは大変危険です。逃げ遅れてしまった場合に備え、町会・自治会として、命を守るために一時的に駆け込む高層の建物や施設を探し、緊急一時避難場所として設定しています。逃げ遅れて小学校まで避難できない場合でも、このマンションまでなら何とか行けるかな。避難が遅れてしまった場合や、自宅が水に浸かって命が危険にさらされるようなときに、とにかく命の危険を回避するために一時的に避難する場所のことです。したがって、低層階が浸水したとしても、浸水しない高層階を有する建物であれば、緊急一時避難場所になりえます。なお、緊急一時避難場所は、緊急かつ一時的な避難場所なので、浸水している間は救援物資を受け取ることも困難で、生活に不便を強いられることになります。また、浸水が落ち着いたら、避難生活を送るための場所へ移動することが必要になります。浸水していない上層階は、緊急一時避難場所になりえるいざというときに駆け込む緊急一時避難場所をさがす緊急一時避難場所とは?町会内にまんべんなくいくつか設定できれば、いざというときにあわてずに済むね。念のため、いざというときの避難場所として使わせてもらえるように、建物の管理者と交渉して覚書を取り交わしておこうよ。近くの5階建てのマンションなら、3階より上の階は浸水の心配がないね。地域の取組44

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