戸田市ハザードブック
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水に浸かってしまった家財は一瞬にしてゴミと化してしまい、浸水後には街中がゴミであふれかえることになります。できる限りの家財被害の軽減を図りましょう。浄化槽に大量の土砂や泥が浸入してしまわないように、浄化槽のフタがしっかりと閉まっているか確認しましょう。ブロアー(浄化槽ポンプ)は高い場所に移動しておきましょう。畳を高い場所へ移動しておきましょう。畳の移動が困難でも、食卓などの上に載せておくだけで、畳の浸水を防げる場合があります。数日分の衣類だけでも浸水しない高い場所へ移動しておきましょう。重い家財を少ない人数で無理に移動しようとすると、思わぬ怪我にもつながりかねません。エアコンの室外機や配線類から漏電の危険性があります。ブレーカーを落としておきましょう。食品用ラップやガムテープは、様々な用途に役立ち便利です。風呂の浴槽の水は流さずに貯めておきましょう。下水の逆流防止、生活用水としての利用、下流地域の水位低減などの利点があります。自家用車を早めに安全な場所へ移動しておきましょう。移動が困難な場合は、せめてエンジン部分の浸水だけでも防ぎましょう。自宅にとどまるためにも家財の被害を軽減しましょう通帳・保険証・パスポートなどの重要書類は、浸水を免れる高い場所に移動しておきましょう。想い出のつまったアルバム(写真)も、水に浸かると台無しになってしまいます。高価な家電製品など、簡単に移動できるものはできるだけ高い場所へ移動しておきましょう。増水で下水が逆流すると、トイレから水が噴き上がることがあります。水を入れたビニール袋を便器の中に入れておくと、水の噴き上がりを抑えられます。戸田市ハザードブックToda City HAZARD BOOK洪水 学習編どうする31

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